自分の孤独を知っている人は尊く美しい
1人で生きていくには人生というものは
あまりに長すぎる。
人は自分以外の誰かと関わることで
成長していく生き物だ。
思考は言葉にするたびに研ぎ澄まされていくし、
愛情は相手がいないと成り立たない。
他人は絵の具のようなものだ。
出会うたびに心にある真っ白なキャンパスに
色が塗られて、自分という作品が作られていく
そして人それぞれ違った「孤独」を抱えている。
自分の孤独を知ってる人は尊く美しいと想う。
他人の孤独を知っている人は優しい。
孤独を癒せるのは寄り添った時ではなく、
自分の孤独が見えた時と
相手の孤独が解った時なのだと想う。
人間は孤独がデフォルトな生き物
寂しさを克服することなんてできない。
仕事や恋愛に没頭したって、
心を満たせるのはほんの一瞬。
しかし孤独は克服できない…と気づいてからが、
人生は本番だと思う。
満たされない飢餓感が人を動かし、
心を作るからだ。
誰かと一緒にいたって寂しさは埋まらない。
孤独を埋めるのは人ではなく、
なにかに夢中になることだ。
自分が「これだ」と思えるものに没頭する。
没頭していく中で出会う新しい自分や
未知への刺激が心の隙間を埋めてくれるはず。
人間の「現状維持」で止まりたいと
思う力はすさまじい。
しかし新しい世界に行きたいなら、
弱い自分に鞭を打って進むしかない
挫折や失敗や負けを怖がる人は多いけれど
人の"魅力”を作るのは
挫折や失敗や負けだと考える。
失敗から教訓を得るから賢くなるし、
負けから悔しさを得るから努力できる。
失敗だらけの人生は実は最高だ
失敗した分の学びが得られるし、
人に教えるのが、もれなく上手くなる。
1番ダメなのは失敗を怖がって
受け身メンタルでいること
受け身だと成功も失敗もできない。
空っぽのまま時間だけが過ぎていくだけだ。
自分で目標を立てて、そこに向かって走る
だけれど目標は自分がワクワクするものを
設定しなくてはならない。
高すぎても低すぎても頑張りがいがないから。
私は目標に向けて走っている時の自分が好きで、
なんとなく生きている時の自分が嫌いなんです。
小さいころからそうだった。
常に目標や夢がないと生きていられなかった。
目標を立てたり、夢を見つけると
人間というものは達成に向けて
逆算して今、何をすべきかを必然的に考える。
幸せになりたいから幸せを感じたいから
目標を立てる。
私はいつも目標をリストアップする
そして、その目標を達成するための
行動を10個書き出す
目標は実行できるものではないけれど
行動は実行できる
幸せをより感じるために私は今日も目標を立てる
書道家 右近桜月